インテリアにもこだわろう


大手の家具屋に行けば、手頃な価格でそれなりに質の高い家具を買うことができます。予算があまりとれないのであれば、そちらで一式そろえるのもいいかもしれません。ですが、せっかく自分のこだわりを詰め込んで世界に1つだけの注文住宅を建てるのですから、インテリアにもこだわりたいもの。部屋の雰囲気にぴったり合うデザインのものをオーダーメードで注文することで、まとまりのある空間になります。

また、自分好みの家具を見つけたとしても置きたい場所に置けなかったり、部屋にデッドスペースができてしまったりすると、その家具のよさが活かせません。その点、オーダーメードであれば部屋の間取りに合ったものを用意することができます。いろんな家具をぴっちりと置きたい方でも、ゆったりと余裕を持たせて置きたい方でも、希望を叶えられるのです。

家具はもちろん、室内の大きなスペースを占めるカーテンも大切。選び方1つで部屋の雰囲気が左右されます。特に色選びには注意しましょう。部屋というのは、大きく分けて床や天井、壁などの大部分を構成するベースカラー、カーテンやソファーなどの大きなアイテムに使われるメインカラー、雑貨など部屋のワンポイントになるアクセントカラーの3つの色で構成されています。カーテンの色を選ぶときに大切なのがベースカラーとのバランス。例えばベースカラーが茶色の場合、オレンジやベージュなどの近しい色のカーテンを選んでみましょう。それだけで一気に統一感が出ます。

オーダーメイドは高いというのなら、DIYでもいいと思います。簡単な家具ならそんなに作るのは難しくありません。最近ではホームセンターで加工まで行ってもらうこともできますし、工具を貸してくれるお店なんかもあります。設計図だけしっかりさせておけば、手ぶらでDIYなども可能です。カーテンは、クリップハンガーを上手に使えば難しい縫製は必要としないでもカーテンになります。意外に切りっぱなしの方が雰囲気が出たりしますし、好きな布が使えるのでお勧めです。大判のマルチカバーを利用するのもいいでしょう。電気周りであればLEDテープライトが使いやすくてお勧めです。間接照明をどこにでも設置できます。防水LEDテープライトなら屋外や水周りにも使えるしなお便利です。

インテリアが豊かなら生活の質も上がります。生活感がにじむインテリアはそもそもセンスがありませんが、現実感がなさすぎるインテリアもセンスがありません。カフェやバーのような日常にも似合う仕上がりを目指すといいでしょう。

living room or saloon interior design rendering