家具に使われる木材ごとの特徴


自宅は1日のうち、もっともリラックスできる時間を過ごす場所と言っても過言ではありません。1人でゆっくりとテレビを見たり、食事をしたり、家族とだんらんをするのも自宅がほとんどです。

そんな自宅だからこそ、少しでも居心地のいい場所にしたいと思い、家具にこだわる方は多いでしょう。その中でも、温かい印象を持つ木材を使った家具は、どことなくホッとする雰囲気を持っています。古くから日本の家屋には木材が使われていましたが、最近はイギリスや北欧など、外国のインテリアを意識して作られた木材の家具も、人気を集めています。

家具に使われる木材の違いで、家具自体の特徴も変わってきます。

アッシュ

アッシュ材は、硬く耐久性があるので、野球のバットやテニスラケットのように、スポーツ用品にも用いられています。特殊な加工がしやすく、特徴的なラインの家具が販売されていることもあります。木目がナチュラルテイストや北欧テイストに合わせやすいです。

オーク

アッシュ材よりも、さらに硬く、反ったり割れたりしにくいので、耐久性が求められるソファやキャビネットなど、サイズの大きな家具の素材としても適しています。乾燥には弱いので、エアコンの風やストーブの熱などが当たらない場所に設置するよう、注意しましょう。

ウォールナット

楽器にも用いられている木材で、オーク材と同等の強度を持ち、綺麗に加工することができます。油分が多く、ツヤがあるのも特徴です。マホガニー・チークと並んで「世界三大銘木」の1つと言われている高級な木材です。

パイン

木肌がやわらかいため、安全性の高い木材なので、子ども用の家具に適しています。加工が簡単な木材で、こちらを使った家具は、比較的安価に手に入れることができます。

スギ

とても軽い木材です。湿気を逃がしやすいので、湿度の高い環境でも反りにくいという特徴を持っています。柔らかいので耐久性には欠けますが、価格が安いので、手に入れやすい家具です。

チーク

水に強く、船舶にも用いられている高級木材の1つです。使い込むほど色味が増す木材なので、アンティーク家具の素材にもなります。強度がありながら、加工が容易な点も特徴です。

ローズウッド

赤みがかった色味が特徴的な木材です。素材自体の美しさに加え、輸出入が禁止されているために入手が難しく希少性が高いため、ローズウッドを用いて仕上げられた家具は、最高級品と言われています。

家具に使われている木材は、ほかにもあります。家具を購入する時は、部屋の環境や雰囲気だけではなく、使われている木材も意識してみてください。

家具に対して強いこだわりを持つ方は、こちらのショップでオーダーメイド家具の制作を依頼することをおすすめします。家具のサイズや形状だけではなく、木材も好みのものを選ぶことができます。素材によって値段は変わってきますが、無料で見積もりを出してもらえるので、まずは相談してみてはいかがでしょうか。オーダーメイド家具に関する問い合わせは、実際に店舗を訪れるほか、電話やFAX、メールでも受け付けています。