千葉都民なんて言い方がされるエリア、それが松戸です。その理由は、千葉県にありながら、都内にお勤めする方の代表的なベッドタウンだからです。
千葉県松戸市は、千葉県北西部にある市で、下総(しもうさ)台地上に位置し江戸川低地に接しています。
面積は61.33平方キロメートル。人口は47万2579(2005年)です。松戸市は、千葉県内では千葉市、船橋市に次いで居住人口3位で都心に近いベッドタウンとして発展しています。松戸の主要路線はJR常磐線です。JR常磐線は、上野からも直通で20分ほどの距離です。また常磐線は千代田線に乗り入れていますから東京(大手町)日比谷などに行くにも便利です。ディズニーランドへも電車で行けます。北千住で乗り換えれば東武線で日光に行けますし、逆に浅草にも出やすいです。
松戸には、国指定重要文化財「戸定邸」があります。幕府最後の将軍徳川慶喜の弟、徳川昭武が後半生を過ごしたところであり、徳川家の住まいが一般公開されているのは全国でもここだけです。また、松戸市の七福神めぐり(大黒天「宝蔵院」、布袋尊「善照寺」、恵比寿神「金蔵院」、毘沙門天「医王寺」、弁財天「華厳寺」、福禄寿「円能寺」、寿老人「徳蔵院」)も魅力です。
あじさい寺で有名な本土寺は季節には2万本のアジサイが咲き圧巻です。
悲恋物語で有名な伊藤左千夫の「野菊の墓」の記念碑もあります。この『野菊の墓』の舞台となった矢切には、対岸の東京都葛飾区柴又と結ぶ江戸川の渡し場矢切の渡しがあり、休日には行楽に利用されています。
都内にも出やすくて便利ですが、都心に行かずともショッピングセンターや運動公園などが充実している人気の高いエリアです。
エリアガイド:神奈川県横浜市 »